パイプクリーナー専門店 ユーニードのブログ

パイプクリーナー | 排水トラブル・流れの不調の対処・改善・予防 | などのブログです。配管業・設備業を生業にしています。このブログが困っている方に少しでも役立てば幸いです

業務用パイプクリーナー【パイパス】と家庭用パイプクリーナーの違い

https://u-need.ocnk.net/data/u-need/image/p_topimg_1_1.jpg

u-need.ocnk.net

 

業務用パイプクリーナー【パイパス】と家庭用パイプクリーナーの違い

最も大きな違いは、分解成分の濃度(能力)の違いです。

簡単にいうと、

パイパスの方が、汚れを分解できる量が多い。

パイパスの方が、汚れを分解するのにかかる時間が早い。

 

一般的な液体パイプクリーナーは、油汚れ、タンパク質汚れを分解するために、水酸化ナトリウムが主成分で入っています。

液体パイプクリーナーの水酸化ナトリウムの濃度は、0.5~3%程度
業務用パイプクリーナー【パイパス】の水酸化ナトリウムの濃度は、95%

業務用パイプクリーナー【パイパス】は、水酸化ナトリウムが95%と、高濃度なので、固形のフレーク状です。

 

たとえば、排水口の奥(トラップの部分)にたまっている排水が、100ccくらい溜まっているとします。

排水口にパイパスを50g使って、たまっている排水が薬液となったとき、水酸化ナトリウムの濃度は、おおよそ30%くらいとなります。

 

そのため、液体パイプクリーナーの濃度とくらべ、パイパスを使った方が、非常に高濃度の薬液が、排水口の中に投入できたということになります。

高濃度の薬液を排水口に投入したことで、より多くの汚れを分解でき、より短い時間で分解できます。

 

パイパスは、ホテル・宿泊施設では、応急処置の定番品

客室の洗面台の排水口にからまった(溜まった)皮脂・石鹸・髪の毛などを早く分解するためにパイパスを使います。

パイパスを投入して、数分~数十分、放置することで、早急に汚れを分解できるので、必需品(定番品)となっているところが多いようです。

 

液体パイプクリーナーを排水口に大量投入しても、排水口の中の薬液の濃度は0.5%から3%程度です。

パイパスを使用したときと比べ、薬液の濃度が低いため、汚れを分解できる量が少ない。また、汚れの分解にも、長い時間がかかります。

Copyright (C) 2019 ユーニード. All Rights Reserved.