パイプクリーナー専門店 ユーニードのブログ

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キッチン・台所の排水トラブルの対処 「流れは遅いけど、少しずつでも排水が流れていく状態」 その1【できるだけ早く応急処置をする】

その1【できるだけ早く応急処置をする】

 

  • 排水の流れが遅い

  • 排水が流れるときに異音がする

という、不調に気づいたら

できるだけ早く液体パイプクリーナーを使う

 

流れが悪いといった不調を少しでも感じたら
パイプユニッシュやパイプマンなど、液体パイプクリーナーをできるだけ早く使って下さい

不調の改善の効果を感じられなくても絶対にやった方がいいです

急に詰まってしまう危険性を少しでも下げるためです

 

私が提案してる液体パイプクリーナーの使い方はこちらを参考ください

ユニットバスを例に説明をしていますが、キッチンのシンクでも方法は同じです

u-need.ocnk.net

 

排水パイプ内にたまって、年月のたっていない柔らかい状態の汚れは、ホームセンターやドラッグストアで買える一般向けの液体パイプクリーナーでそれなりに分解できます

 

通り道が少しでも広がると、不調の症状が一時的に改善されます

 

https://u-need.ocnk.net/data/u-need/image/taisyo033_r1_c1.gif

 

上の画像の状態③のように、流れ道が少し広くなっただけで、流れが良くなり、不調を感じなくなることがあります

  • 流れの不調が改善された
  • 不調を感じなくなった

というように、症状が改善されたことで

詰まる心配のない排水環境に改善された

と思われるかもしれませんが、大間違いです

 

液体パイプクリーナーは、年月のたっていない柔らかい汚れしか分解できません

液体パイプクリーナーを使って、排水の流れ道がほんの少しだけ広くなり、流れが良くなっただけ

 

液体パイプクリーナーで分解できない、年月がたって固くなった汚れはそのままです

 

つまり、排水の流れ道は狭いまま

いつ詰まるか分からない危険な排水環境のままです

 

液体パイプクリーナーを使って流れが良くなった後の様子で

排水環境の状況を、ある程度判断できます

 

液体パイプクリーナーを使って流れが良くなった後

数日から数週間、排水の流れかたを観察してください

※この観察中も、詰まりやすい危険な排水環境のままなので、いつ詰まるか分かりません

※詰まる危険性があるということを承知の上で自己責任で観察してください

 

数日から数週間で、また流れが悪くなるようなら

いつ詰まるか分からない末期的な排水環境、と判断して

別の対処を検討してください

 

このような排水環境に、何度も多量に液体パイプクリーナーを投入しても、状態③のような状態を維持できるだけで

いつ詰まるか分からない危険な状態を維持しているだけです

 

排水パイプ内にたまっている汚れの大部分が、年月がたって固くなった汚れなので、液体パイプクリーナーでは分解できないのです

 

そのため、液体パイプクリーナーを使っても、排水の流れ道はほんの少ししか広くなりません

 

ほんの少しだけ流れ道が広がっただけなので、数日から数週間の汚れの蓄積によって、すぐに流れが悪い症状があらわれます

 

いつ詰まってもおかしくない排水環境なので、別の対処をしないまま放置すると

ワイヤー作業(ワイヤーブラシで貫通)しか、対処ができなくなります

 

■数日から数週間で不調が再発するような排水環境の場合

以下のいずれかの対処で、年月がたって固くなった汚れを除去して、排水の流れ道を広げる必要があります

 

これらは、別のページで説明いたしますのでご参考ください

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